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勇者になれなかった俺が、せめて健康だけは手に入れたい件

【子供時代の夢:自分こそが世界の主人公】

この世界は自分を中心に存在し、回り続けているのではないかと思っていた子供時代。

そんな私が、ゲームの勇者や漫画のヒーロー、アニメの主人公なんていう、常に物語の中心で活躍する存在に憧れを持たないはずもなかった。
いつかは自分にもこんな展開が訪れるのではないか。
そんな期待を胸に生き続けてきた。

が、結果はどうである?

気づけば、どこにでもいるただの中年男。
世界は、私を中心に回るどころか、私がいなくても何ひとつ困ることなく、平然と進み続けている。
勇者にも、ヒーローにも、主人公にもなれず、ただ淡々とした日常を繰り返すだけの存在になっていた。

唯一、一発逆転を狙っている『異世界転生』だが、正直リスクが高すぎる。
勝算など見いだせない。

そう、つまり私はただのおじさんである。


【どうして『ただのおじさん』になってしまった?】

失礼、ただのおじさん以下な私である。
おじさんになっても自分の家庭を持たず、自由気ままに生きている独身おじさんだ。

物語の主人公展開が発動すれば、家庭など勝手についてくるものだと信じていた。
しかし、現実は残酷だった。

努力をしない者に、お嫁さんをもらうことなど無理なのである。


【堕落する休日、そして気づいた「NPC化」】

そんなこんなで、気づけば38歳。

休日は起床と共に飲酒。
お昼寝を挟んでまた飲酒。
そのまま寝るまでだらだら飲酒。

──誰かに怒られるわけでもない。
誰かに迷惑をかけるわけでもない。
自由。最高。…のはずだった。

でも、ある日ふと気づいた。

「え? 俺、いつから“NPC”になった?」

ゲームの世界で言うなら、街の片隅にいる「酔っ払いのおじさん」。
イベントもフラグも立たない。名前も表示されない。
ただ毎日をループしてるだけのモブキャラ。

気づいた瞬間、ちょっとだけ泣きそうになった。

そして思い出した。

『あきらめたら、そこで試合終了ですよ。』

──このままだと、試合どころか人生が終了してしまう。


【今からでも遅くない。せめて自分の物語を取り戻す】

今からでも、遅くないかもしれない。
せめて、“自分の物語”を、少しでも取り戻してみたい。
おっさんだって、そのくらいならやれるかもしれない。

しかし、ここで一つ問題がある。

富も力も権力もない。
ついでに彼女もいない。

ほぼ何も持ち合わせいないに等しい。
つまり、ほぼ何も装備していないおじさんである。

無である。

いや、世界においては害になってそうで申し訳なくなる。

考えれば考えるほど己のステータスの低さに絶望する。

こんな状態で果たしてどうやって“自分の物語”を取り戻す?


【見つけた希望、それは「健康」だった】

せめて何かないか。
今からでも手に入れられ、長く活躍出来そうな能力は…。

そこで気づいた。
人は誰しも歳を重ね、老いる。

しかし、この老いを止めることができれば、現状の肉体を失うことはない。

そう、不老不死である。

これを手に入れれば、少なくとも今の肉体を保持できる。
完全なる不老不死でなくとも、その進行を遅らせたい。
そうすれば10年後、20年後も、若々しいままのおじさんでいられる。

私だって知っている。
人は歳をとると、身体に様々な悪影響が出てくることを。
痛いのは嫌だ。苦しいのも嫌だ。

勇者や主人公ならいざ知らず、ただのおじさんに痛みや苦しみに抗う耐性能力など備わってはいない。

私は独り身なのだ。
生きていく為には病気や体の不調で、働けなくなる不労おじさんになるわけにはいかない。
私は、元気で若々しい不老おじさんになりたいのだ。

「健康」──それは唯一、努力次第で手に入る“継続スキル”。


【このブログ「勇者になれなかった俺が、せめて健康だけは手に入れたい件」について】

このブログでは、
「健康」というスキルを地道に習得していくおじさんの記録を発信していきます。

  • 健康チャレンジを実践し記録する【健康冒険記】
  • 健康グッズや便利アイテムを紹介する【装備を整える】
  • 近所の運動施設や公園を探検する【ダンジョン探索】
  • リバウンドやサボりなどの失敗談を共有する【失敗の記録】

など、リアルなおじさんの奮闘をこつこつ記録していきます。

最後に

特別なことはできなくても、毎日ほんの少しずつでも、自分を変えていけたらいい。
このブログが、どこかの誰か──
「自分もそろそろ何か始めたいな」と思っているあなたの背中を、
ほんの少しでも押せたら幸いです。

それでは、今日も一歩、踏み出してみます。

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