人生は、なかなか思い通りにいかない。
どれだけ頑張っても報われないことがあるし、逆に適当にやっていても、なんとかなってしまうこともある。
仕事で空回りしたり、思っていたように人間関係が進まなかったり。
何かを手に入れようとしてもうまくいかず、捨てたはずのものが、まだ心に残っていたりもする。
自分の行いが全てではなく、他者や環境の影響を受けることも多い。
「人生、一寸先は闇」――
まるで、暗闇の中を手探りで歩いているような感覚になることもある。
将来がどうなるかなんて、誰にもわからない。
ネガティブ思考な私は、ついそんなふうに考えてしまいがちだ。
だからこそ、これまでは「なんとかなる」と信じて生きてきた。
でも、そうやって生きてきた中で、“なんとかならなくなってきたもの”がある。
それが、「健康」だ。
昔は当然のように保てていた健康が、
いつの間にか、なんとかならなくなってきている。
微かな違和感が、それを教えてくれる。
もしこの健康が脅かされるようなことがあれば、
人生は、今よりもっと難しく、しんどくなってしまうだろう。
それは困る。
平穏に暮らすために不可欠な「土台」が崩れるのだけは、どうにか防ぎたい。
幸い、健康には自分の力でコントロールできる部分がたくさんある。
食事・睡眠・運動――どれも劇的ではないけれど、日々の選択で変わってくる。
人生そのものは、どうにもならないことが多い。
だったらせめて、健康くらいはなんとかしたい。
それが、今の自分なりの、ささやかな意思表示だ。
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